冬の畑に行くと、カレンデュラが一輪咲いていました。
このカレンデュラは、グリーンフィールドで購入した種で、固定種のもの。
花弁は、エディブルフラワーとして食べることができます。
花弁の枚数が少ないことでシンプルさが際立っているうちのカレンデュラ。
カレンデュラ農家さんが販売されているカレンデュラは、花弁がとても多い八重咲。オレンジの色が濃くて、パワフルで明るくとても元気な印象を持ちます。
それとは対照的なうちのシンプルカレンデュラ。このシンプルさがとても愛らしく見ているとホッとする、優しい感じが心にじんわり浸透して癒されます。
ドライにするとなお更可憐さが増して、愛おしくなるかわいさ。
このカレンデュラの花びらを使ってカレンデュラのオイルを作ることができますが、きっとうちのカレンデュラで作るオイルは、心にぽかぽかな温かさが必要なときにゆっくりじんわりと体の奥に響くのじゃないかな、なんて勝手に想像しています。
今年のアロマブレンドオイルのワークショップでは、カレンデュラオイルを使いました。作られた皆様、使用感はいかがですか?また感想をお聞かせください。
カレンデュラの株はまだ少ないので、春には種まきをして少しづつ増やしていく予定ですよ。春よ早く来い♡
カレンデュラ
学名 | Calendula officinalis |
科名 | キク科 |
使用部位 | 花 |
主要成分 | カロテノイド(カロテン、キサントフィルなど)、フィトステロール(タラキサステロールなど)、フラボノイド(クエルセチンなど)、苦味質、多糖類、精油 |
作用 | 皮膚・粘膜の修復、消炎、抗菌、抗真菌、抗ウイルス |
適応 | 口腔の炎症、皮膚炎、創傷、下腿潰瘍 |
オイルに浸出したカレンデュラ油で作ったバームは、擦り傷、手荒れ、唇の荒れなどに用いることができます。皮膚のガードマンと言われるようにダメージを受けた皮膚や粘膜を修復し、保護する作用に優れています。 |
広島 三次 シニアハーバルセラピスト yurtte nature 宮部奈緒美